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鎖の分類

鎖を用途別に大別すると、下記のように分類されます。

1.工業用(Industrial Chain)

主として船舶のいかりなど重量物吊り上げ用と、電動(動力伝達)部品用とあり、大きな分野です。前者は小判型の鉄カンを横接ぎにしてつないだもの、または両側で溶接してあるものがあります。 後者はローラーチェーンと称し、自転車用のチェーンを始め、減速機、コンベア等に使います。共に鋼鉄製で機械的機能、強度が命です。

2.金物用(Hard Ware Chain)

蛍光灯の吊り下げ、流しの栓、犬の鎖など、実用に供するもので、主に安い鉄、真鍮、アルミなどの材料を用い種類もあまり多くはありません。これも何といっても強度と耐蝕性が主で値段もあまり高くありません。

3.装飾用

歴史も古く、種類は無限に近いほど多様。強度や柔軟性のような機能も勿論ですが、身の廻り品としての工芸的な味わいが何といっても命です。 手造りと自動機械製の二種類あり、使用材料は金、白金、銀等の貴金属から、鉄、銅、アルミの合金に至るまで、ありとあらゆる材料が用いられます。 用途はネックレス、ブレスレット、ペンダント、ロケット、ブローチ等の装身具をはじめ、キーホルダー、パースチェーン、キーチェーン等、身の廻り品の吊り下げ用、時計、カメラ、眼鏡、電気器具等の部品として、また、近年室内装飾用にも使われ始め、その範囲は年を追って広がりつつあります。

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